第二十三章 何故、全顎的(一口腔単位)での診断が必要なのか

患者さんは歯科医院を受診する時、この歯が痛いんだとか、ここにものがはさまって食べにくいんだとかなど、お口の中の具体的な場所や特定の歯の問題を解決して欲しいという目的のために来院されます。

そして、気になっている歯の痛みなどの症状が解決されれば、とりあえず治ったと患者さんは理解しますし、歯医者の方も患者さんが困っている問題を解決するために頑張って治療を行います。

これらの治療の流れは、日本では一般的ですからごく当たり前の様にほとんどの人が不思議にも、疑問にも感じない普通の診療所での出来事です。

ところが、ここに大きな落とし穴があることに患者さんも多くの歯医者さんも気づいてないと、長年の臨床を通して確信しています。

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