患者さんの歯や口の中に対する健康意識が、以前に比べると高くなってきていると思います。でも、その意識が実際の健康にどう影響しているかという観点から観ると、効果にちゃんと結びつくような健康意識や知識は欧米の予防的検診率に比べた時に、日本の場合は数字的にもかなり低い数字になっていることが示しているように、まだまだ充分ではなくとても効果に結びついているとは言えません。
ところが、この低い予防的な検診率は、日本の保険制度がスエーデンやドイツなどの保険制度の内容や考え方と根本的に異なっていることに、かなり関連性があると考えられます。アメリカの場合、ヨーロッパや日本と違って国が運営する保険制度がありませんが、そのことが皮肉にも結果的に日本よりアメリカの予防的検診率が高くなっている原因だと思われます。
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