第二十二章 治療で進行がストップできていれば歯を救えたのに

日本人の場合、歯を失う原因の6割が歯周病というデータがあります。

驚くかもしれませんが、この割合は先進国の中では特殊です。

歯周病になったら、すぐに歯が抜けてしまうわけではありません。

ましてや、不治の病でも老化現象でもありませんから、治すことも予防することも可能な病気です。

歯を失う原因の虫歯と同様に、感染症であり進行性の病気です。

したがって、虫歯や歯周病になったからといって、まだ初期の段階で歯を失うわけではありません。

虫歯の場合は、歯に穴が開いたり、滲みたり、強く疼いて噛めなくなった状態に患者さんが気付いて歯医者を訪れます。

一方、歯周病の場合は、口臭がする、歯茎から出血する、歯がグラグラして痛みもあって噛めないなどの状態に患者さんが気付いて来院されます。

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